KAISEIブログ

 : 「より良く」を目指して、先生達の研究授業 1/2
 投稿日時: 2012/11/09

開星中学高等学校の「建学の精神」は、

品性の向上をはかり、
 社会の発展に役立つ
  有望な人材を育成する

というものです。この「建学の精神」により学んだ生徒は『より良く』を考える人になります。

昨日の自分よりも『より良い』今日の自分を目指す人。
今までの方法よりも『より良い』方法を考える人。
今の社会よりも少しでも『より良く』を目指す人。

そんな人になって欲しいと思っています。

そのためには、そのことを教える教員も『より良い』授業を目指し探究し続けなければなりません。

と、いうことで(前置き長いよ)教員の研究授業のようすをお伝えします。

これは研究授業ですので、普段の授業とはちがう「新しい内容」や「新しい方法」に挑戦しています。

まずは理科。
「ものづくり」による理科教育。
作ったのは…

「はい、タケコプ…ちがう」


そうです(なにが?)、作ったのは風車(ふうしゃ)。
ものづくり、電磁誘導、エネルギーなどの話に発展していくそうです。


一つ前の授業で作った風車の性能テストから始まりました。


回るのか?
(ちょっと、ほんのちょっと回りました)


良く回りました。


笑ってないで、どのような「形」が良く回るのか考えましょう。


このあと、もっと良く回るように「工夫」をすることがこの時間の主な活動。

続いて芸術科。

みんなバラバラの方向を向いて何かを描く。


見ているのは「鏡」です。
そうです(なにが?)、「自画像」を描く授業。


自分の顔をじっくり、じっくりと見る。


似てました。

次は英語+社会。

廊下にあふれる先生。


中学校の地理を教える英語の先生。


英語だけで英語以外の教科を教える、イマージョン授業。


ものすごい数の先生に囲まれて緊張している上に、英語だけしかしゃべることができない。


いろいろな国のデータにつて学びました、英語で。

次は数学。
机の上には、紙が一枚だけ。

中学3年生と高校1年生の中高一貫クラス、理系希望者たち。


三角関数を使った測量について。
「答え」を教わるのではなく、考えて、考えて、考えて「自分の答え」を創り出す授業。


最初は戸惑う生徒たち。
「先生、答え教えて…」
「だめ」


そのうちに自分たちで考え始める生徒たち。


一生懸命考えている生徒には、少しだけヒントを。


自分たちで答えを創る、楽しかったようです。

続きます。