KAISEIブログ

 : 新聞記事より〜高校3年生の活躍【水野校長ブログ】
 投稿日時: 2022/02/03


昨日、事務室前の立て看板に高3生・重森君の記事が掲示されていました。「アパレル起業 夢へ着々」というタイトルの記事。「ファッション好きの松江市の高校生が、古着やオリジナルのシャツを販売するイベントを自ら企画し、開催にこぎつけた。通販サイトも立ち上げ『将来はアパレルで起業して身を立てたい』という夢の実現に向けステップを駆け上がる」との文章で、重森くんの思いが書かれています。記事によれば、きっかけは昨年開かれた学校の講演会でのこと。松江市の地域活動グループ「どっこい舎」のメンバーが、活動の思いを熱く語るのを聞いて、起業の夢を秘めていた重森君くんが刺激を受けたそうです。

記事はさらに、次のように続きます。「思い切って声を掛け、将来について相談。もともとファッションに興味があり、身にまとうことで人々の気分を高揚させ、人生を豊かにできる洋服で勝負しようと決め、旗揚げイベントを計画した。部活引退後、家業の防水塗装を手伝い、準備金をためた。どっこい舎のメンバーが岡山県内での古着の買い付けに同行し、自作デザインのロゴマークをプリントしたロングTシャツの製作も協力してもらった」。そして1月22、23の両日、松江市内で行われた販売イベントは、約200人が来場。想定以上を売り上げたうえ「いい服が買えた」「催しで友達ができた」などとお礼のメールも届いたそうですから、素晴らしい手腕ですね。ネット通販のサイトも立ち上げたうえ、次のような大きな夢で記事は締めくくられていました。「今春、広島県内の大学に進学する。将来は海外にも事業を広げたいと夢を描く。『人々の心を豊かにするビジネスをしていくために、感謝や謙虚さの気持ちを持って頑張りたい』と誓った」。ぜひ後に続く後輩たちに、さらに勇気がわく話題を届けてください。


※私は重森くんのことは知りませんでしたが、サービスセンターの大多和さんから「クリスマス茶会に出ていた生徒ですよ」と聞いて、その場面を思い返しました。野球部に入っていた重森くん、大学合格後に「体験の幅を広げたい」と、茶道部へ入部したことを聞いて感心いたしました。独自の行動力を持ち合わせているのですね。