KAISEIブログ

 : さようならディノくん、ククくん~留学生最終日
 投稿日時: 2022/03/11

寂しいお別れの日がやってきました。昨年の11月、本校に留学生としてやってきたディノくんとククくんが、本校最終日を迎えます。コロナ禍の中、勇気と希望を持って日本にやってきた2人。これまで様々な活動に積極的に取り組んみ、本校生徒と交流を図ってきました。先日は倉掛先生が2人を校長室に案内し、日本での思い出など語ってくれたのですが、とにかくクラスの仲間が温かく迎えてくれたこと。また先生方が、優しくサポートしてくれたことで、たくさんの思い出が作れたことを本当に喜んでいました。

2人の気持ちが本心からだったのは、その日の午後に行われた探究旅行の発表会で表われます。司会を務めた2人は、仲間のサポートを受けながら楽しく進行していました。さらに生徒会主催のお別れ会では、声を震わせて感謝の言葉を伝える場面も。ディノくんの母国・スリランカと、ククくんの母国・インドの楽しいクイズなどもありましたが、本校の生徒にとっても、またとない国際理解の機会になったことでしょう。

 

将来、日本でパティシエとして活躍したいと言う夢を持っているディノんくん。洋菓子、和菓子に加えてスリランカのお菓子もレパートリーに入れて、ホテルで仕事をしたいと考えています。「開星での思い出は?」という質問に、茶道や華道、調理部の活動も口にしたのは、将来の夢とも関わりがありそうですね。小村先生の手ほどきで、書道にもチャレンジしました。

一方のククくんは、インド内陸部の出身なので、鳥取砂丘の風景は衝撃だった様子。奥出雲の自然博物館や舞茸工場、絲原記念館のたたら製鉄などと併せて、クラスメエイトと山陰の魅力を満喫したことは何よりの思い出となったことでしょう。将来はアメリカに留学した後、40代でリタイヤしてアメリカか日本で過ごしたいという野望? をもつククくん。2人とは、またどこかで再会をするチャンスがあるかもしれませんね。