KAISEIブログ

 : 石橋愛梨さん、おめでとう!~少年の主張
 投稿日時: 2022/09/06

今日の松江は未明から強風に見舞われ、風音で目を覚ました人もいるのではないでしょうか。お昼前後には、地面をたたきつけるよう雨も降りましたが、皆さんの無事を願っています。さて今、玄関を入ると開星中学3年生・石橋愛梨さんの受賞記事が掲載されている新聞が目に飛び込んできます。「中学生が学校や家庭、社会などについて考え、感じたことを発表する少年の主張松江大会」で、石橋さんが見事に優秀賞を獲得したことが伝えられました。彼女はこれまで、さまざまなコンテストで受賞していて、今回は何度目になるでしょうか。その積極的な姿勢と、着実に評価を積み重ねる努力に拍手を贈りたいと思います。

こうした文化面での表彰は「文書コミュニケーション能力」の発揮に他ならず、生徒諸君にとっては中学、高校卒業後にますます求められます。そしてその力をつける上で、何より効果的なのが「読書」をすること。『脳を創る読書』という本がありますが、本書には次のように書かれています。「読書は、足りない情報を想像力で補って、あいまいなところを解決しながら自分の物にしていく過程だから、常に言語能力が鍛えられる」。脳を鍛えるという感覚は、体を強くするために足腰を鍛えるという行動に例えられるのかもしれませんね。「なぜ紙の本が人にとって必要なのか?」と表紙に書かれたこの本、實重先生が図書館に入れてくれているので、ぜひ手に取って読んでみてください。