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 : 新年のご挨拶
 投稿日時: 2020/01/01

あけましておめでとうございます。「令和」として最初の新年をいかがお迎えでしょうか。

今朝の松江の日の出は、7時16分です。この時間に先駆けて掲載させていただきます。

昨年も、このホームページをご覧いただき、ありがとうございました。本年も、このホームページ上で本校の情報をできる限りタイムリーに発信しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、本校の「建学の精神(教育理念)」は、「品性の向上をはかり社会の発展に役立つ有望な人材を育成する」ですが、この価値は年々高まってきていると認識しております。そして、同時にこの「建学の精神」を大切にして、近未来社会のために、よりよい人間の育成に努めていかなければいけない責務を自覚しております。

今年の干支は、「庚子(こうし・かのえね)」です。前年から引き継ぐべきものを維持・継続し、様々な汚れを祓い清めて償うとともに、思い切って更新し、新しい環境に対応できる強い体制に改革していく年とされています。

歴史を振り返ると、60年前の1960年は日米新安保条約の締結、安保闘争で岸内閣が退陣し、池田内閣が誕生し「所得倍増計画」を発表、高度経済成長の道を歩み始めました。120年前の1900年には、中国で義和団の乱が起こり、8ヵ国からなる連合国の勝利により、国家としての清の存在感はより弱まっていきました。一方で、日清戦争に続き、日本の存在感が高まっていきました。さらに遡れば、1600年には「天下分け目の戦い」と言われた関ヶ原の戦いも起こっています。

さて、今年はどんな年になるでしょうか。東京オリンピック・パラリンピックも、大きなイベントですが、時代の流れを見てきたときに「庚子」らしい年になるようにも思えます。そうしたことを意識しつつも、本校は主体的に、校名の由来のごとく、「社会の発展に役立つ有望な人材の育成」に日々取り組んで参ります。本年も学術、文化、スポーツなど、いろいろな分野における活動の情報を発信し続けますので、どうぞお楽しみにしてください。

令和2(2020)年元旦

学校法人 大多和学園
開星中学・高等学校
理事長・校長 大多和聡宏