一、
風ひかり ゆたかな時間(とき)を吹きおくる 三年(みとせ)の日日の語らいに ああ鳴りわたる天籟の鐘 みちてくる生命(いのち)よ うたえ朗朗(ろうろう) 充足(みのり)ある今日を生きよう
二、
地平へと ひとすじに道はひらける この丘に旅発つ朝(あした) ああ鳴りわたる天籟の鐘 よし嵐すさぶとも あゆめ凛凛(りんりん) あたらしい明日を創造(つく)ろう
雪清らなる大山の 気高きすがた仰ぎ見て めぐし乙女らうちつどひ きくや希望の暁の鐘
波しづかなる宍道湖の 明るき水をかゞみとし めぐし乙女らむつまじく 婦徳つちかふ此の園生(そのお)
三、
夢うつくしく生ひ立ちて 心をみがき身をきたへ めぐし乙女ら皆ともに 光さゝぐる人たらん
雲路はるかに大山の 姿凛々しき朝ぼらけ 相和して共に学ばん 花ひらく力ぞ若き松江一高 水の都のさざなみに 清らなる夢を映さん 清らなる夢を映さん
東朝日の町並みに 甍かがやくわが校舎 つどい来て此処に励まん 新しき歴史を創る松江一高 水の都の空高く 栄光の虹を懸けばや 栄光の虹を懸けばや