KAISEIブログ
公開教育研究会で行った探究型授業の紹介その2です。
今回は総合探究・数学・保健体育を紹介します。
総合探究
単元名 命について考える〜理科と社会の融合〜
単元の目標
1.人間が食するすべてものが「命」のあるものであることを理解する。
2.ペット産業においてたくさんの「命」が毎年殺処分によって奪われていることを理解する。
3.出生前診断を受ける夫婦が増加している背景として、医療技術の進歩があることを理解する。
4.カンボジアのポルポト政界の大量虐殺など紛争等が第二次世界大戦後もなくなっていない現状があり、多くの「命」が今もなお世界各地で犠牲になっていることを理解する。
5、1から4の中に登場する「命」以外にも「命について考える」場面はたくさんあることに気付き、自分の設定した「課題」の関連図書を通してクラスメイトと共に学び深める。
単元目標の1から4についてビデオ、絵本、絵画などを用いて学び、その後生徒一人ひとりが選んだ書籍を読み込み、クラスメイトに書籍の紹介し学びを深めます。
書籍紹介の発表後、意見交換をします。
発表者は聞き手にわかりやすく伝わるように丁寧なプレゼンとなったのか。また聞き手は発表に耳を傾け、共感的に理解し、感想・意見等伝えることが出来たのか評価します。
数学
単元名 角の二等分線の作図法は本当に正しいのか
単元の目標 作図の方法が正しいことを三角形の合同条件を用いて論理的に説明する。
グループで話し合い、中学1年生で学んだ図形の学習内容を振り返りながら、基本的な作図の方法を「三角形の合同」を用いてその根拠を明らかにし、筋道を立て説明していきます。
この活動を通して、図形を与えられた条件を満たす点の集合としてとらえることを確認するとともに、論理的思考の基礎を学ぶことを目指します。
保健体育
単元名 薬物乱用・感染症について、図書館で調べて発表しよう
単元の目標 健康に関する情報収集ができ、その情報を的確に取捨選択できるようにする。
生徒が個人及び社会生活において、情報をもとに自らの健康を適切に管理し改善できるようにする。
インターネット等で情報が溢れている中、情報を正しく得て、必要な情報を取捨選択し個人の生活や社会に取り組み活用していくことである。
図書館の資料などを活用し自ら調べ、他者と共有しながらまとめることで情報を正しく活用し健康的な生活を送る技術を身に付けさせます。
以上、本校の探究型授業の紹介を終わります。