KAISEIブログ

 : アルパインツアーサービス ディレクター
 投稿日時: 2013/02/12

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次に来ていただいた先生は…、
アルパインツアーサービス ディレクター「渡部秀樹」先生です


「人生に、無駄なことは一つもない。好きなことを仕事にするとはどういうことか。後からすべてつながってくる。そんなお話をしようと思います。」


「私は、海外登山やトレッキング、辺境の旅のプロデューサーをしています。」


「高3の夏休み、(勉強のために)お寺に閉じ込められました。全然勉強しなかった。次々に日本中からやってくる若者と仲良くなって楽しかった。大学で山岳部に入ろうと決めました。」


「ちゃんと就職しろと親に言われやめさせられた。『妥協』ということについて考えました。そして、日本を飛び出しました。」


「ヒマラヤに行かないと本当の登山家ではない!と思い、大学を1年間休学してヒマラヤをトレッキングした。これで仕事が出来るかも!と思ってその会社に飛び込んで、今に至ります。」


「人が行かないところに、行ってみたいんです。」


「地図にも名前の無い山がある。でも名前が無いはずはない。見る山は同じでも名前が違う山もある。」


「人生の分岐点では、どんな選択をしても必ず縁があり、繋がってくる。縁というのは不思議なものです。自分の環境に近づいてくる縁をつなぎとめ、流れに乗りながら縁を大事にする。するとどんなことでも繋がってくるんです。」


「死と向き合っています。死は人生の一部です。死なない人間はいないのだから。死を見つめることが大事です。いかに心安らかに死ねるか、これが一番の幸せ、だと思います。」


「死にかけたことは3回あります。山を下りるときが危険です。余力を残しておかないといけない。登山より下山が大切です。」


「(山登りで)生きることの尊さを実感することができるんです。」


生徒感想より
今回、海外のさまざまな山に登った経験がある渡部さんが、福岡から来てくださりお話をして頂きました。講話の中で、たくさんの写真を見せてくださり、そのすべてがテレビで見るような絶景ばかりでとてもキレイでした。これらをすべて自分の目で見て、体で感じて来られたなんて本当にすごいなと思いました。山に登ったときの体験の中で死にかけたこともあると知り、怖くはないのか不思議でしたが、登山を通して生きることの尊さを実感することができると言われて、ただ危険に挑んでいるのではなく、自分が好きな事をすることによって人生を心から楽しんでおられるんだなと感じました。今回の講話では知らないことばかりで、たくさんのことを発見することができとても勉強になりました。私も渡部さんのように、心から楽しめるものを見つけたいです。