KAISEIブログ
本校の建学の精神は「品性の向上をはかり、社会の発展に役立つ有望な人材を育成する」です。
本校の教員はこの建学の精神を具現化するために、日々の教育活動を行っています。
その教育活動の一つをご紹介します。
裁判員制度の開始に伴い始まったこの企画。今年で5年目を迎えました。
前回の記事はこちら
ブフログ記事「高2 模擬裁判始まりました」(Click!)
この企画の最後に行われるのは、教員による模擬裁判の実演です。
事前に何度も何度も練習しました(約1回)。
演技指導にも熱が入ります。
決してふざけてはおりません。
たぶん!
本番の日。
綿密な舞台設営。
先生1「ここに台本置いたら読みながら出来るんじゃない?」
先生2「そうかそうか、それならセリフ間違えないね」
セリフも完璧に覚えてきました・・・か?
先生「自分のセリフに線を引いておけば読み間違えないね」
先生「これ、いいでしょう。あげないよう」
(たぶん言ってません)
各クラスより選ばれた裁判員たち。
先生「あなた達が被告の量刑をきめるのです」
開廷直前。
裁判官が撮影。
その頃、体育館倉庫では
先生「寒い」
被告人の登場。
(注意・・実際には裁判員はこの光景は見られません)
まず最初に行われるのがこれ。「人定質問」
被告人の確認です。
寒いけど、面白いから見入っている生徒たち。
被告人が担任をしているクラスは・・・複雑な気持ち?
裁判員裁判では、素人の裁判員にも分かりやすいように「争点(裁判で争う点)」をしぼって進みます。
今回の争点は「被告に窃盗の意思があったかどうか」。
だったかな。
反省した態度の被告。
(注意・・・演技です)
証拠の有無は大きなポイント。
証拠も無いのに決めつけては行けません。
「疑わしきは被告の利益に」でしたっけ。
弁護人の必死の弁護が始まった。
被告人の運命やいかに!
次回最終回「判決のとき」。
お楽しみに!