KAISEIブログ
中高一貫コースは、もう1か所、ちょっと特別な体験に行っています。
ここです。
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開星の同級生になって5年目。
いろんなことを乗り越えてきました。
でも、お互いの存在が当たり前すぎて、なんだか大事なことを忘れかけている気もし始める5年目。
そんな僕らはここにやってきました。
どんなことが起こるんでしょう。
この建物のは、とても不思議な雰囲気に包まれていました。
この部屋の奥で、いったい何が待っているんでしょう。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
訳すると「暗闇の中の対話」です。
いよいよ僕たちの順番がやってきました。
行ってきます。
ここからは生徒の感想文より抜粋。
(生徒の感想と、写真の人物は必ずしも一致していません)
今日、初めて光のない世界を体験しました。
いつもより、音や声がとても大切に感じました。
最初は何も見えなくてすごく怖くて不安でした。
目が見えないことで周りの世界が何もわからなくなるのではないかと思っていました。
でも周りから聞こえる音やにおいで少しずつ周りの様子を想像していくことで、見えてきているような気がしました。
実際に暗闇を体験すると、恐怖のほうが多かったけれど、だんだんと友がいる安心と、杖(白杖)がある安心を感じることができた。
すごく怖かったです。
真っ暗で何も見えない。
何か物があると、一つ一つ想像してしまってだんだんと怖くなりました。
けど、そこで仲間と声を出し合い、考え、感じ、助けあうことの大切さを思いました。
何か一つでも、安心を得るものがあると一歩一歩前に進める気がしました。
こんなことに今気づいた自分が恥ずかしいです。
だんだん暗くなってきたとき、すごく怖くて一人では絶対やっていけないと思いました。森に入ったり、ゲームをしたり、靴を脱いだりして、一つ一つの動作の意味が、今までの目に頼っていた時とは違う感じになりました。大変だったけど、今まで使っていなかった感覚を使う感じは、とても楽しく貴重な体験になりました。
真っ暗な部屋の中で、友達と声を出し合って協力したことは一生の内でとても貴重な体験となった。
機会があればまた来たいし、帰ってから友達や家族に薦めたいと思う。
…中高一貫コースを卒業するまであと1年8か月ぐらい。
僕たちは、もっと仲良くなれそうです。
おわり。