KAISEIブログ
【開星中学校・高等学校Facebookページより転載】
本物に触れながら学ぶことは、とても大切です。
ということで今日の「家庭科」の授業は、お二人の「あかちゃん」にお越しいただきました。
※育児休業中の先生お二人が、赤ちゃんを連れて来てくれました。
※もちろん、生徒たちが抱っこしているすぐそばにお母さんがいます。
あかちゃんに接した経験のない生徒たちは、始めは緊張しまくりでした。
やっと抱っこが出来るようになっても、赤ちゃんが泣き始めるとどうしていいかわからない生徒たち。
でも時々笑ってくれるあかちゃん。
笑ってくれると生徒もかなり嬉しかったみたいです。
やっぱり泣いているあかちゃんと、笑っている赤ちゃんはすごい。
お二人のあかちゃん、眠たいところを本校の生徒のためにご協力いただきありがとうございました。
※本日のブログは副音声であかちゃんの声をお届けします(フィクションです)
ものすごく緊張する生徒たち。
「ちょっと、もうすこしじょうずにだっこちてください」
弟や妹のいる生徒は少し上手。
「これね、こうやるとね、おいしいの」
だんだん慣れてきた生徒。
「かわいくしゃしんとってください」
戸惑う男子。
「うん、なかなかのねごこちです。ごうかく」
ネクタイを引っ張られるも、どうしていいか分からない男子。
「これ、いいね。ちょうだい、ねえ、ちょうだい」
泣かれるともうどうしていいか。
「ちが〜う、だっこのやりかたがちが〜う」
ただただ困り果てる生徒。
「ああ〜〜〜おかあ〜〜〜さ〜〜〜ん、このひとだれ〜〜〜」
だんだんお腹が減ってきて、疲れてきたあかちゃんおふたり。
「このひとだれですの〜〜〜」
「おかあさんじゃな〜〜〜〜〜い」
「たのしかったよ、またくるよ。」
お二人のあかちゃんへ。
お二人は、全く覚えていないとは思いますが、生徒の心にはしっかりとお二人の笑顔と泣き顔が刻みつけられました。
いっぱい飲んで、たくさん寝て、早く大きくなって下さい。