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今まで一番遠くまでゴミ拾いに行った日。

今君は、君の人生の中でも特別大事なものを背負っている。
君の故郷の、美しい環境だ。

遠くまで行きましたね。

よくがんばりましたね。

きっと、誰かが見ていてくれて、そのがんばりを認めてくれています。
もし、誰も見ていなくても、自分自身が誇りに思えます。

中学生も負けてはいません。

迷子にならないように。
ならないか、もう子供じゃないし。

そのゴミは、取れないかな。

中学生は、校舎周辺をきれいにしてくれました。
周辺とはいえ、広い。

学校では、保健環境委員が分別をするために用意してくれていました。

・・・やるね。

「こんなに取れました」
顔の大きさと比較してますか？

出発前に聞いた詩、覚えていますか？
…ゴミを拾う人は、ゴミを捨てない…

君達は、ゴミを拾う人になってください。

１人ひとりの努力は小さくても、きっとこの街はどんどんきれいになって行きます。

もう少ししたら、君達ももう大人です。

次の世代に、きれいな街と、君達の気持ちを伝えてください。

疲れましたね。
ありがとう、おつかれさま。

君達の拾った分、きれいになったんです。

終り。