KAISEIブログ
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大切な授業 演劇鑑賞会 前編
開星中学校・高等学校は、昨年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されています。このSSHでも、建学の精神の具現化に取り組んでいます。
そして、昨年度より『つつも』をキーワードにして教育活動に取り組んでいます。
つくる力(創造力)
つながる力(共生力)
もちこたえる力(忍耐力)
この3つの力の頭文字をとって『つつも」です。
演劇には、もちろん「つくる力」は必要です。今まであったものをより良くするのは得意だった日本人。でもこれからは、今まで無かったものをつくる力が必要とされています。1から100をつくるのではなく、1を生み出す能力です。演劇を始めとする、芸術家の皆さんから学ぶことは多いですね。
そして「つながる力」。さまざまなものが複雑に関係しあう現代では、1人の力で全て行うことは不可能です。どのような分野でも、人とつながる力が必要ですね。そして、人だけではなく、自分を取り巻く自然、過去の先人の方々とのつながりも意識してほしいですね。
そして「もちこたえる力」。何かをつくろうと思ったときや他人と仕事をするとき、きっと苦しいことがあります。その苦しいときを乗り越える力が無くては、何も生まれず誰ともつながれないのです。実はこのもちこたえる力が最も大切かもしれません。
そんな「つつも」の力を学ぶために演劇鑑賞を始めとする芸術鑑賞はとても参考になります。この真っ赤に燃えている木を表現した照明と大道具、どうやって作っているか分かりますか。答えは、どこかにあるものではないのです。きっとこの劇団の方々も試行錯誤の末、この舞台の一場面一場面を作り上げて来たのです。
「風」の皆さんに「つつも」の力を教えていただいた気がします。
皆さん、ありがとうございました。
色紙もらっちゃいました。
生徒の皆さん、つつも、でがんばりましょう。