KAISEIブログ
高校 : 裁判員裁判について学ぶ 高2
投稿日時: 2019/01/09
平成21年から裁判員制度が始まりました。裁判員は20歳以上の有権者から選出され、生徒も数年後選出される可能性もあります。
本校では、毎年高校2年生で裁判員制度について学んでいます。
裁判員制度の概要・裁判の基本的なしくみ・刑法について学び、松江地方裁判所にて裁判の傍聴(代表者)を経た後、模擬裁判を行いました。
模擬裁判では、弁護士の先生にご指導・ご協力頂きました。
松江地方裁判所にて裁判を傍聴した生徒が、裁判官、弁護士、検察官、裁判員役で出演。
裁判の流れを分かりやすく解説付きで学びました。
出演者も一生懸命演じてくれました。
裁判員は被告人をどのような刑にするか、それぞれの立場の証言をしっかり聞き取りました。
真剣です。
「これはあなたのものですか。はい、私のものです。」
論告求刑。「懲役6年に処するを相当と考えます」
最終弁論。「それぞれの証言からこう考えます」
裁判後は、クラスで評議し判決を出します。つまりみんなが裁判員です。
刑事裁判に参加することにより、裁判が身近なものとなりますが、判断力も必要となってきます。普段から正しい判断のもとに行動し、責任を持つ人となるよう意識していかなければいけませんね。