KAISEIブログ
高校 : 勇気を出して行動を
投稿日時: 2021/01/21
高校2年生保健体育の授業で、松江消防署の方にお世話になり心肺蘇生法とAEDの使い方について、講習会を行って頂きました。
講習会では、心停止から4・5分で脳に酸素が行かずダメージを受けてしまうこと、救急車の平均到着時間は約8分であることから、もし倒れていた人がいたら、自分たちができる事は、倒れていた人に声を掛け反応の確認をし、助けを呼ぶこと。そして呼吸を確認し、普段通りの呼吸をしていなければ胸骨圧迫を行うことだそうです。
胸骨圧迫の方法を教わりましたが、手本では簡単そうに見えていた生徒も実際やってみると「できない!音が鳴らない!」と苦戦。また1分間続けてやってみましたが、とても体力が持ちませんでした。救急車が来るまでの約8分間を一人で胸骨圧迫を行うのはとても無理なことで、2分で質の悪い胸骨圧迫になり、可能な限り人の助けを呼び、行うことが大事だと話しておられました。
AEDの使い方も学びました。「学校のどこにAEDが置いてあるか知っていますか」という問いに、全員が知っていない状況でした。これは生徒への周知不足でしたね。
いつ人命救助が必要な場面に合うが分かりませんが、この講習会で学んだことを忘れず、勇気を出して行動してほしいと思います。
(今回ご指導頂いた松江消防署から本校卒業生が来てくれました。卒業生の活躍を嬉しく思います。)