KAISEIブログ
開星中学校・高等学校はその名の通り、中学校も高校もあります。
ということは中学生と高校生がいます。
ということは中学生と高校生が共に学ぶことができます。
中学生は、高校生を見習います。
高校生は、かつて中学生だったことを思い出してアドバイスします。
そんな研修を実施してみました。
『エネルギー研修』といいます。
実は島根県はエネルギーについて学ぶには最高の場所です。
この日学んだのは「風力」エネルギーについて。
中学2年と高校2年の「2年生グループ」。
ここは新出雲ウィンドファーム。
このような風車が26基。
国内最大規模です。
この風車の大きさ、わかりますか?
ここまで近づくことができます。
(内部も見学できます)
風車部分の直径は「90メートル」です。
風力発電の現在と未来について勉強しました。
そのまま次の研修施設にGo!
ここは出雲科学館。
高校生と中学生が協力し「風車」を作ります。
高校生は各班に1〜2名。
この問題の答えは誰も知りません。
たぶん、一番話し合いと試作とテストを行った班が勝ちます。
つまり、一番協力できた班。
中学生は、高校生に頼っていては勝てません。
高校生は、中学生と共に協働しないと勝てません。
とにかく作っていく班。
まずは話し合う班。
いろいろ。
中学生も、自分の意見をしっかり言いましょう。
高校生は、中学生の意見をしっかり聴きましょう。
しかし、いつまでも話し合っている時間はありません。
早く作り始めないと。
この「2年生グループ」は、入学と同時にSSHの活動が開始された学年。
まさに教師とともに授業を作り上げてきました。
いろいろな形を試作する班と、ひとつの形にこだわる班。
どっちが勝つ?
よその班のようすも大事な情報。
でもまあ、自分たちの考えでやってみましょう。
それで失敗したら、それも勉強。
あってるか?
直前に見学した風力発電所の風車は、どれほど参考になるのでしょうか。
(大きさも材料も違うので、真似しても上手くいかないでしょう)
この日は総勢90名程度。
出雲科学館の多目的室をお借りしてます。
高校生が作ってあげる班もあるし、
中学生が作るのを見守る班もある。
どちらも正しい。
続きます。