KAISEIブログ

 : 中学生と高校生は共に学べます【エネルギー研修1】
 投稿日時: 2015/03/24

開星中学校・高等学校はその名の通り、中学校も高校もあります。
ということは中学生と高校生がいます。
ということは中学生と高校生が共に学ぶことができます。

中学生は、高校生を見習います。
高校生は、かつて中学生だったことを思い出してアドバイスします。

そんな研修を実施してみました。
『エネルギー研修』といいます。

実は島根県はエネルギーについて学ぶには最高の場所です。


この日学んだのは「風力」エネルギーについて。
中学2年と高校2年の「2年生グループ」。


ここは新出雲ウィンドファーム。
このような風車が26基。
国内最大規模です。


この風車の大きさ、わかりますか?


ここまで近づくことができます。
(内部も見学できます)

風車部分の直径は「90メートル」です。


風力発電の現在と未来について勉強しました。

そのまま次の研修施設にGo!


ここは出雲科学館。
高校生と中学生が協力し「風車」を作ります。


高校生は各班に1〜2名。
この問題の答えは誰も知りません。

たぶん、一番話し合いと試作とテストを行った班が勝ちます。
つまり、一番協力できた班。


中学生は、高校生に頼っていては勝てません。
高校生は、中学生と共に協働しないと勝てません。


とにかく作っていく班。
まずは話し合う班。
いろいろ。


中学生も、自分の意見をしっかり言いましょう。
高校生は、中学生の意見をしっかり聴きましょう。


しかし、いつまでも話し合っている時間はありません。


早く作り始めないと。


この「2年生グループ」は、入学と同時にSSHの活動が開始された学年。


まさに教師とともに授業を作り上げてきました。


いろいろな形を試作する班と、ひとつの形にこだわる班。
どっちが勝つ?


よその班のようすも大事な情報。
でもまあ、自分たちの考えでやってみましょう。
それで失敗したら、それも勉強。


あってるか?


直前に見学した風力発電所の風車は、どれほど参考になるのでしょうか。
(大きさも材料も違うので、真似しても上手くいかないでしょう)


この日は総勢90名程度。
出雲科学館の多目的室をお借りしてます。


高校生が作ってあげる班もあるし、


中学生が作るのを見守る班もある。
どちらも正しい。

続きます。