KAISEIブログ

 : 中学3年生 ニュージーランド研修旅行記2
 投稿日時: 2019/12/11

11/28 
今日はドルフィンクルーズでした。
ここ数日、良い天気が続いたためみんな暑さ対策や日差し対策をしていたのですが、今朝は曇りで、更に船の高速移動によって思いの外寒い…。
一部船酔いの心配がありましたが、ポイントへの移動中に寝たり、予め酔い止めを飲んでいてそんなに酷く酔う生徒はいませんでした。

普段は割りと頻繁にイルカが見られるそうですが、今日は波もほぼ無く、海鳥が静かでイルカの姿は見ることが出来ませんでした。
その代わり、野生のペンギンが泳いでいる姿があり、生徒たちも大喜びでした。

クルージングの途中、休憩に寄ったビーチの海はとても綺麗で、みんな一目散に遊びに出掛けていました。
イルカがいなかったため、予定よりも多く休憩時間を貰い、何人かはビーチにあるカフェでドリンクやフードの注文に挑戦していました。
ポテトを頼んでみたら大盛りだったり、聞いたことのないソフトドリンクばかりだったり、それぞれ休憩時間を満喫していました。

クルージングから戻ると、パイヒアの街で自由時間でした。
お土産を見たり、アイスを食べたり、時間まで楽しんだようです。

さて、明日は金曜日。
ESOLの英語授業で出された宿題(ホストファミリーへの質問)は終わったでしょうか?
そして、明日はみんなでタグラグビーに挑戦です。
本物のラグビーとまでは行きませんが、せっかくのニュージーランドです。
楽しい授業になるのではないでしょうか。

11/29
今日の1時間目はバディと一緒に授業を受けました。
2時間目、3時間目がESOLの授業でしたが、今日はスポーツDayと題して、スポーツに関する英語を学びました。
そして、3時間目は待ちに待ったタグラグビーです。
2時間目に雨が降り始め、天気が心配でしたが3時間目には快晴でした。
タグラグビーは、タックルをしない代わりに腰に着けた2枚のタグを取られないように気を付けながらパスを回します。
ルール説明も英語で行われるため、いつも以上にしっかりと話を聞かなくてはいけませんでしたが、どうしても分からない部分は聞き取れた人が友達に通訳したり、実際にプレイしながら理解をしたりしました。
ゲームが始まると、みんな思いっ切り走り回って全力でプレイしました!
タグを取るのが上手い人、パス回しが上手い人、トライを積極的に決めに行く人、みんなそれぞれの良さを発揮してチームに貢献していました。
どんな様子だったのかは、ここで文章に書くよりも写真を見て頂く方が伝わるのではないでしょうか。
男の子も女の子も一緒に、笑顔で楽しみました。

さて、ニュージーランドに来て1週間が経ちました。
子ども達に話を聞くと、こちらでの生活も楽しんでいますが、日本の当たり前の有り難さを実感している様です。
毎日違うおかずが入ったお弁当、毎日の洗濯、飲み慣れたお茶、食べ慣れたお米。
恐らく他にもたくさんの事を感じていると思います。

12/2
今日はバディになっているYR10の生徒たちとハイキングと海水浴へ出掛けました。
朝からバスに乗ってA.Hリード公園という場所にハイキングに行きました。
目的はファンガレイの観光名所であるファンガレイフォールという滝です。
既にホストファミリーと訪れた生徒もいましたが、友達と来るとまた違った楽しみがあったようで、ここではお互いに写真を撮っていました。
小さな港で昼食後、マタプリビーチに移動し、海水浴をしました。
始めは海に入るか迷っていた様でしたが、1人が入ると次々と飛び込んで行きました。
水を掛け合ったり、浜辺で相撲をしたり、とても楽しそうでした。
また、海に入らない生徒も浜辺を歩いたり、木陰でのんびりしたり、写真を撮ったりとそれぞれ楽しんでいました。

12/3
adrenalin adventure parkと言うウォーターパークへ遊びに行きました。
今回はYR10とYR9の生徒たちも一緒だったので、かなりの人数でした。
天気予報は雨で、学校を出発時にも曇り空だった為心配していましたが、生徒たちの活動中は雨が降ることなく思いっ切り楽しめた様です。
曇り空で日差しが弱かったせいで気温があまり上がらず、寒いとぼやく生徒も多くいましたが、いざ自由時間となるとほとんどの生徒が一度も陸に上がってくることなく遊び倒していました。

このパークでは、大きな池に空気で膨らんだ遊具が浮かべてあり、ライフジャケットを着用して遊びます。

写真に写っている遊具以外にも、ボディボードに掴まって滑り降りるウォータースライダーもあり、そちらも大人気でした。
水に入れなくても、バスケットボールやトランポリンもあり、水遊びに飽きたらそちらでも遊んでいました。

みんなが遊び終わって、着替えた頃に雨が降り始め、少し早めに帰校しました。
雨は天気予報の通りではありましたが、振り返ってみれば子ども達の活動中は天気に恵まれていた気がします。

12/4
今日は学校全体がスポーツdayでした。
朝からクラスに分かれてスポーツを楽しみます。
が、その前に。
今日は最後のESOLの授業でした。
授業内容は「ホストファミリーへのサンキューカードの作成」です。
1人1枚ずつ、ホストファミリーへの感謝の気持ちをカードに綴ります。
カードいっぱいにお手紙を書く人や、折り紙や筆ペンを使ってデコレーションをする人など気持ちの表し方は様々です。
そして、授業の最後には授業を担当してくれたモニーク先生(Mrs.V.S)にお礼の色紙をプレゼントしました。

その後、スポーツdayへバディと参加し、ユニークなゲームを楽しんだ様です。
バディ以外にも友達がたくさんできて、自然と話しかけに行ったり、すれ違いざまにハイタッチをしたり、すっかり馴染んでいます。

お昼にはバディへのお礼としてプチパーティーを開きました。
学校がピザを用意してくれ、バディと一緒に昼食を食べながら日本の遊び(けん玉やオセロ、折り紙、習字など)を楽しみました。
バディとは今日でお別れ、感謝の気持ちはしっかり伝わったと思います。

今日はもう1つ、夜にホストファミリーとのさよならパーティーがありました。
このパーティーでは、なんと学校が修了証とプレゼントを用意してくださり、一人ひとり名前を呼ばれて授与されました。
そして、今度はみんなが感謝の気持ちを伝える番です。
スピーチの後、一人ひとりがホストファミリーへのサンキューカードと習字の色紙や折り紙のプレゼントを渡しました。
ホストファミリーもとても喜んでくれて、抱き合ったり写真を撮ったり、間近に迫った別れを惜しみました。
そして、クラスを代表して女の子3人によるダンスのパフォーマンスのプレゼントをしました。
当初予定していた体育館が使えなかったため、直前に場所が決まったりと大変でしたが、心を込めて踊ってくれました。
このダンスには、ホストファミリーはもちろんのこと、クラスメイトのみんなも感動したようです。

以上、旅行記の終わりです。
研修の様子から充実した研修であったことが伝わってきました。
あたたかく迎えてくれたホストファミリーや現地の学校の皆さんのお陰ですね。
その方々の姿が、本校の生活信条の一つ「国民として国際人として信頼される人になります」の具現化として、学ぶことがたくさんあったと思います。研修お疲れ様でした。