KAISEIブログ
今回の生活教養の授業は、卵についての実験第一弾。
卵の鮮度の鑑別・熱凝固性・乳化性について実験を行いました。
まず最初に鮮度の鑑別。
約3ヶ月前に購入し常温に置いていた卵と新鮮な卵を用意し、外観の違いがあるか、また比重法として5%の食塩水に入れ、沈み方で見分ける方法を行ってみました。
ちなみに浮いている方が古い卵です。気質が大きくなったためです。
次は熱凝固性について、加熱状態を変えてゆで卵を作りました。
100℃で5分・13分・20分と70℃で15分の4つのゆで卵を作り、状態の違いを見比べました。
明らかに違いがあったのは、70℃で15分間ゆでた卵。失敗したかと思った生徒もいましたが、上手に出来ていましたよ。観察した後、「温泉たまごだ〜!おいしそう」と言って醤油をかけて食べました。
最後に卵黄の乳化性について、マヨネーズを作りました。
作る過程で4箇所観察ポイントがあり、状態と味の観察をしました。…が、マヨネーズを作ることに夢中で、観察のことをすっかり忘れてしまっている班も。調理実習ではなく、実験なんだけどな〜。
上手に乳化しておいしいマヨネーズが出来ていた班が多かったですが、班によっては油を一回に入れる量が多く、分離したままのマヨネーズ?も出来ていました。
作ったゆで卵とマヨネーズは一緒に試食しました。「ゆで卵には塩でしょ!」という生徒もいましたが、自分で作ったものを食べることも勉強ですよ!