今回の食物実験は膨化剤による生地の膨らみに関する実験。使用する膨化剤の種類によって、生地にどのような違いがあるか知ることを目的として行ないました。

　　　　
膨化剤は重曹、ベーキングパウダーを使い、サンプルは上記の条件で作りました。

　　　　　　
膨化剤はまんべんなく混ざっていないと、膨らみが偏るので、何回もふるいます。

　　　　　　
材料を合わせ、まず生地の高さを測ります。どれだけ膨らむか比べるためです。

　　　　　　
そして、蒸していきます。

　　　　　　
これが蒸しあがったものです。この後、観察です。膨らみの高さ、色、味、においのチェックです。

　　　　　　
「饅頭の味？」「中華まん？」「蒸しパンだ〜」など３つのサンプルの違いがはっきりわかったようです。

この実験の応用として、旬のさつまいもを入れた蒸しパン(ベーキングパウダー使用）と前回実験したゲル化剤の応用でぶどうゼリー（アガー使用）を作りました。

　　　　　　
薩摩芋を切るのにも一苦労。１cmの角切りのはずなんですが・・。

　　　　　　
生地を合わせて蒸していきます。上手に膨らむでしょうか？

左が上手に蒸しあがったもの。右はベーキングパウダーが入っていないものです。ベーキングパウダーの力ってすごいですね〜。

　　　　　　
ゼリーも仕上がり試食です。いただきま〜す。