今回の食物実験は、ルーとソースについて、なめらかに作る方法を知ること・加熱温度別のルーの作り方を目的に行ないました。

　　　　　　 　
まずはホワイトソースについて、ルーの作り方を先生に見せて頂きました。そのあとホワイトソースの作り方の違うサンプルを４つ用意しました。違いは熱いルーに牛乳を一度に加えたものと少しずつ加えたもの、６０℃に冷ましたルーに牛乳を一度に加えたものと少しずつ加えたものという点です。写真ではあまり違いがわかりませんが

　　　　　　　
なめらかさや舌ざわり・だまの有無などを比較しました。
違いが明らかだったのはだまの有無ととろみがあるかないかでした。どの作り方がおいしく仕上がるか理解しました。

　　　　　　　
そのあと、クリームコロッケやホワイトシチューなどに使うホワイトルーとビーフシチューなどに使われるブラウンルーを各班で作り、におい・味・状態など比べて観察しました。

　　　　　　　
これは生徒が作ったルーです。真ん中2列がブラウンルー、外側がホワイトルーとして作ったものです。色が様々ですね〜。加熱時間・加熱温度に班で差があるため、同じものを作ったつもりでもこんなに違いが出てしまいました。

この実験の応用としてグラタンを作りました。

　　　　　　
マカロニグラタンです。

　　　　　　
ホワイトソースを作るのに苦戦している生徒がいましたが、上手に仕上がりました。いただきま〜す。

　　　　　　
即効完食！おいしかった！