KAISEIブログ
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ブログ記事「先生も勉強 島根原子力発電所研修 前編」(Click!)
さあ、いよいよ発電所の見学…の前に、
春休み中の小学生に混じって原子力館の見学。
ペレット(燃料を固めたもの)の模型。
福島第1原子力発電所では、このペレットの外側のジルコニウム皮膜と水が反応して水素が発生してしまいました。
その水素対策(そこに至るまでの安全対策も難渋にもありますが)も聞かせて頂きました。
2号炉の炉内の模型。
制御棒の動きが見れます。
(福島第1原子力発電所では、この制御棒はちゃんと動きました)
自然界を取り巻く放射線の勉強。
今、一番の不安材料はこの「放射線」だと思います。
正しい知識が必要です。
そして、この後発電所の敷地内へ。
がしかし、当然ながら撮影禁止(テロ対策です)。
まず、原子炉の運転員訓練施設を見せて頂きました。
島根原子量く発電所には3つの原子炉がありますが、それぞれを運転する人を訓練する工夫を見る事ができました。
ここにも何重もの安全対策を見ることができました。
次に、いよいよ敷地内に入り施設見学をしました。
(ただし建屋内には入れませんでした)
再び身分証を確認し、敷地内をバスに乗って廻りました。
事前に聞いていた津波対策や、電源対策を見ました。
そして感想を書いてこの日の研修を終了しました。
実際に原子炉がいつかどうするか、今後原子力発電がどうなっていくのか、エネルギー政策はどうなるのかということは政治的な判断を待ちます。しかし、この研修で学んだことをしっかりと生徒に伝えたいと思います。