KAISEIブログ
開星中学高等学校の「建学の精神」は、
品性の向上をはかり、
社会の発展に役立つ
有望な人材を育成する
というものです。この「建学の精神」により学んだ生徒は『より良く』を考える人になります。
昨日の自分よりも『より良い』今日の自分を目指す人。
今までの方法よりも『より良い』方法を考える人。
今の社会よりも少しでも『より良く』を目指す人。
そんな人になって欲しいと思っています。
そのためには、そのことを教える教員も『より良い』授業を目指し探究し続けなければなりません。
と、いうことで(前置き長いよ)教員の研究授業のようすをお伝えします。
これは研究授業ですので、普段の授業とはちがう「新しい内容」や「新しい方法」に挑戦しています。
まずは理科。
「ものづくり」による理科教育。
作ったのは…
「はい、タケコプ…ちがう」
そうです(なにが?)、作ったのは風車(ふうしゃ)。
ものづくり、電磁誘導、エネルギーなどの話に発展していくそうです。
一つ前の授業で作った風車の性能テストから始まりました。
回るのか?
(ちょっと、ほんのちょっと回りました)
良く回りました。
笑ってないで、どのような「形」が良く回るのか考えましょう。
このあと、もっと良く回るように「工夫」をすることがこの時間の主な活動。
続いて芸術科。
みんなバラバラの方向を向いて何かを描く。
見ているのは「鏡」です。
そうです(なにが?)、「自画像」を描く授業。
自分の顔をじっくり、じっくりと見る。
似てました。
次は英語+社会。
廊下にあふれる先生。
中学校の地理を教える英語の先生。
英語だけで英語以外の教科を教える、イマージョン授業。
ものすごい数の先生に囲まれて緊張している上に、英語だけしかしゃべることができない。
いろいろな国のデータにつて学びました、英語で。
次は数学。
机の上には、紙が一枚だけ。
中学3年生と高校1年生の中高一貫クラス、理系希望者たち。
三角関数を使った測量について。
「答え」を教わるのではなく、考えて、考えて、考えて「自分の答え」を創り出す授業。
最初は戸惑う生徒たち。
「先生、答え教えて…」
「だめ」
そのうちに自分たちで考え始める生徒たち。
一生懸命考えている生徒には、少しだけヒントを。
自分たちで答えを創る、楽しかったようです。
続きます。