本日、大多和学園は創立90周年の記念式典を開催いたします。
この松江の地で、多くの方々に支えられこの日を迎えることができました。
次の10年間はいよいよ100周年に向けて、よりいっそうの努力をして参ります。

九十年間ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

大正15年　大多和音吉、大多和タカ夫妻により「松江ミシン裁縫女学院」創立。
音吉先生は、お母様のご苦労された姿を見て、女性が幸せに生きられるために女性のための学校を創立されました。

その当時ではまだ珍しい「洋裁」を学ぶ学校でした。
ミシンの技術を学ぶことで、女性の生活と地位の向上を目指されました。

第１期生の卒業記念写真。
私たちの大先輩。

今から85年前、創立５周年記念。

今では男女共学となり、校名も「開星」となり、中学校を併設した中高一貫教育を行う学校になりました。

時代は移り多くの変化がありましたが、大多和音吉先生と大多和タカ先生の最初の想いである建学の精神は普遍です。

これからも「品性の向上をはかり、社会の発展に役立つ有望な人材を育成する」の建学の精神のもと、この松江の地でがんばります。