KAISEIブログ
本校は、今から91年前に大多和音吉・タカ夫妻により創立されました。
スタートは女子校でした。
当時の女性の社会的地位の向上、そして生活向上をはかるため、ミシンを用いた洋裁の技術を教授する「松江ミシン洋裁女学院」として始まりました。
それから91年、大戦や世界恐慌などの困難を乗り越え、男女共学化や普通科の設置など時代のニーズに合わせて変わってきました。
91年間、変わらないものがあります。
それが『建学の精神』です。
本校の創立者の思いです。
品性の向上をはかり、
社会の発展に役立つ
有望な人材を育成する
この建学の精神の具現化のため、これからもこの島根県松江の地で、頑張りたいと思います。
左から大多和音吉先生、タカ先生、巖(いわお)先生。
現理事長・校長先生のお話。
多くの方々の支えがあって、今の開星があります。
その恩人の中にはすでに亡くなられた方もいらっしゃいます。
この日は、天籟の鐘を鳴らしながら黙祷を捧げました。
長くお勤めいただいている先生方にも、感謝の気持ちを伝えます。
本校の現在の校風、伝統があるのも、これまでご勤務頂いた先生方のお陰。
今年の講演会は、理事長自ら。
創立者である大多和音吉先生についてのお話。
そのお話の中に出てきた、大多和タカ先生の遺品。
ミシンによる刺繍です。
本校創立者。
左から大多和タカ先生・大多和音吉先生。
当時(大正時代)の様子。
当時としては先進的な学校です。
校舎も、数回移転を繰り返した用です。
現在の校社の、一代前の校舎です。
当然ですが、女性のみ。
この皆さんが、また今の開星を支えてくださっています。
戦時中は、兵隊の方の服を作ったりもしたようです。
理事長から語られる、本校創立の物語をしっかりと書き留めます。
その創立者の思いを受け継ぎ、本校の生徒はしっかりと成長しています。
終わり。