金曜日、高校２年生が取り組んでいる「課題探究Ａ文系」の発表を参観してきました。２つのグループに分かれたのですが、それぞれ指導助言に当たってくださった講師は、島根県立大学・古賀洋一先生と、島根県立松江養護学校主任学校司書・漆谷成子先生。１学期から各自が取り組んできたテーマについて、これまでもいろいろな観点からアドバイスをくださっているそうです。先日の中間発表は、これまでの成果を形にする大きな節目であり、完成に向けての新たな指針を得る機会となったことでしょう。

私自身、生徒から問われた「教員アンケート」などを通して、個別に知っていたテーマはいくつかありましたが、こうして研究内容をまとまった形で聞くのは初めての機会です。改めて研究テーマを一覧化してみると、興味深いテーマがたくさんありました。古賀先生も「このまま、大学の卒論として深めていっても、十分に通用するテーマもあります」と言われ、さらに掘り下げてほしいと評価されました。また漆谷先生は「研究テーマについて書かれた本を読み、違った物の見方や新しい考え方を知ることで、より充実した内容になります」との激励をくださっています。校内でも石川先生、長野先生、勝部先生、實重先生など、担当の先生からの指導も受け、より良い研究に仕上げていってください。