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 : 注目! コロナ禍で生まれた新しい学びの場【水野校長ブログ】
 投稿日時: 2022/02/12


生徒会長の永澤瑠奈さんが一昨日、1枚のチラシをもって校長室に顔を見せました。「自主学習のためのスペースを開設します」と題されたそのチラシ。別紙に趣旨として書かれていたのが、次の一文です。「新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う蔓延防止等重点措置の適用により、普段市内で開設されている無料の学習スペースは相次いで閉鎖されている。これは公共施設のロビ一や空きスペースなどの限られた広さのスペースしか確保できす、十分な感染対策を講じることができない事も閉鎖の一因となっている。入試や定期考査が近づくこの時期に、ガイドライン等に則った感染対策を講じた無料の学習スペースを開放することで、公益に資する事ができると考える」。


新型コロナ問題で、子どもたちの学習環境が不自由になっている現状を鑑み「特定非営利活動法人KEYS」の活動として、永澤さんが公民館に話を持ち掛けて実現したとのことです。当然ながら館内では「利用者の把握」「手指消毒の徹底」「空気感染の防止」「利用者は会場内でのマスク着用」「内では常時換気扇を回す」「30分に1回は窓を開けての換気を行う」「マスクを長時間外すような飲食、大声での会話は禁止」など、コロナ対策も万全に取られています。近くの人の利用はもちろんのこと、他の地域でもこうした場所が用意されると、喜ぶ子どもたちは多いのではないでしょうか。素晴らしい行動力だと感心いたします。

※「特定非営利活動法人KEYS」:乃木地区及び忌部地区に対して、若者による主体的な社会貢献活動を継続して行うことにより、青少年の健全な成長、地域関係の活性化に寄与することを目的とする。