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 : 秋の放課後、学校の風物詩と言えば・・・【水野副校長ブログ】
 投稿日時: 2020/10/07

水野次郎副校長のブログ「神々の国しまね」の『スクール・ライフ』(Click!)


学校の秋の風物詩といえば、各部で新人戦に臨む生徒たちの、熱がこもった練習風景でしょうか。昨日の放課後、松浦教頭に案内してもらい、体育館の練習風景を見て回りました。とりわけ私にとって新鮮だったのは、奥のコートで活動をしていた新体操と柔道の両部。いずれもこれまでの勤務校にはなかった競技です。それぞれ全国レベルの水準と聞いているので、かねてから見たいと思っていた部活動でした。柔道場では、名将として名高い下田先生(指導実績の一端がインターハイ18年連続出場「21回」。 高校選手権22回出場へ導く)から少しお話を伺いましたが、活動の様子など改めてお伝えしたいと思います。まずは今週行われるという中学校の新人戦、日ごろの厳しい練習の成果を存分に発揮してください。また女子バレーボール部の顧問を務める三島先生とも初めて話をし、春高バレーの思い出話に花が咲きました。なんと私が柏井高校時代に応援に行った「さいたまスーパーアリーナ」で、すれ違っていた可能性があったのです。偶然にも、同じ大会に開星高校も出場していたのですね。今月末の予選に向けて練習にも熱がこもっていましたが、ぜひ「夢をもう一度!」。
そして学校における秋のもう一つの風物詩が、面接練習風景。前任校でも、その前の学校でもそうでしたが、秋の深まりとともに、進学や就職試験に備えて生徒と教師が対面している姿が、そこここの教室で見られるようになります。私も一昨日は本校で初めて、就職を目指す生徒の模擬面接に立ち会い、助言をいたしました。先日のニュースによると、今年は新型コロナウイルスの問題により、高校生の就職状況が厳しくなっているとのこと。そのような危機感もあるのか、開星高校の生徒諸君は緊張感をもって練習に臨み、しっかりした受け答えをしていました。
そういえば前日、「山陰の名企業」としてご紹介した”さんびる”の田中社長に「本校の卒業生も就職していますか?」と尋ねたところ「たくさんいますよ!」との答えが返ってきました。高卒はもちろん、大学を経由して入社してくる社員もいて、リーダー的な役割をしている社員も少なくない様子。今年も卒業生が入社するでしょうか。同社はもとより、地元企業に入って地域経済の発展を志す気持ちが伝わってきましたが、何より一人ひとりの成功を願うばかりです。