KAISEIブログ
水野次郎副校長のブログ「神々の国しまね」の『スクール・ライフ』(Click!)
こちらに着任してから、ほぼ毎日、先生方との個別面談を重ねてきました。一人ひとりの先生から、生徒たちの様子をはじめ、学校の今と歴史を教えられながら、これからの将来像について語り合っています。そうした中で昨日は、美術科の細田先生と国語科の岡先生から、高校3年生で実施しているユニークな探究活動「俳画」の授業について話を聞きました。そもそも美術科と国語科のコラボレーションというのは、これまでの勤務校ではなかったですし、世間的にも珍しいのではないでしょうか。スポーツで鳴らす開星高校の文化活動という面でも、私にとっては興味深い取り組みです。
活動内容としては、俳句に絵をつける試みで、最初は生徒自身で選んだ俳人の作品に。というと、たとえば「古池や 蛙飛び込む 水の音」「閑さや岩にしみ入蝉の声.」といった句がすぐ思い浮かびますが、さてこうした句を選んだ生徒はいるでしょうか。続いては自ら発句をして、思い思いに情景や心情を絵に表すという、なかなか高度な創作活動です。「1回のエントランスホールに飾ってありますから、ぜひご覧になってください!」と教えられ、さっそく見に行ってみました。まだ前半が終わった段階で、半分の生徒はこれから発表会を行い披露をするそうです。それでも前半の作品にも、味わい深い句がたくさんありましたので、改めてご紹介したいと思います。