KAISEIブログ

 : お披露目を待つのは…【水野副校長ブログ】
 投稿日時: 2020/11/13


先日、事務室の中倉さんと大多和さんが、応接室に白い紙に覆われた、大きな荷物を運びこんでこられました。「?」・・・ いぶかしがる浜屋、松浦両教頭の目の前に現れたのは、個性的な文字で書かれた開星中学・高等学校の校歌でした。見る人が見れば、だれの筆によるのかは一目瞭然。そう、野球部の野々村監督の揮毫による、素晴らしい芸術作品なのです。「何度でも書き直していただけるよう、たくさん紙をお渡ししたのですが、〇回目の作品がこちらだそうです」ということで、丸に入る数字を知りたい方は、ぜひ監督ご本人にお尋ねください。


本来であれば、全校生徒の前で披露されるであろう、この素晴らしい書。しかしながら、今は大人数で集まることもままならず、今月25日に人知れずひっそりと掲げられるそうです。いつか、皆の歌声に包まれる日が待ち遠しいですね。と書きながら、実は私自身が校歌を聞いたことがない事実に思い至りました。以前、3校の学校に勤務した時には、まずは校歌を歌うところから、その学校での生活が始まったものです。そうした意味でも、やはり今年は特別な年なのですね。私にとって、いっそう楽しみな「初」校歌、その時はいつやってくるでしょうか。


開星中学校・高等学校 校歌
作詞:藤脇 久稔
作曲:小林 昭三

一、

風ひかり
ゆたかな時間(とき)を吹きおくる 
三年(みとせ)の日日の語らいに
ああ鳴りわたる天籟の鐘
みちてくる生命(いのち)よ
うたえ朗朗(ろうろう)
充足(みのり)ある今日を生きよう

二、

地平へと
ひとすじに道はひらける
この丘に旅発つ朝(あした)
ああ鳴りわたる天籟の鐘
よし嵐すさぶとも
あゆめ凛凛(りんりん)
あたらしい明日を創造(つく)ろう