KAISEIブログ
このところ中学校がらみの話題を続けましたので、今日は高校のこと。先日、バスケットボール部がベスト8入りを決めた奇跡の逆転勝利の後、コートに立つ星野キャプテン&山下先生と言葉を交わしました。実は、バスケットボール部員で顔と名前を知っているのは、星野くんただ一人。それは、彼が生徒会長だからという理由です。といっても、まだじっくりと話をしたことはありません。これを機に星野会長をはじめ、生徒会役員の抱負なども聞いてみたいと思っています。今回のゲーム、ラスト数秒での逆転勝利ですから、きっと会長は”持っている男”ではないでしょうか。学校の新しい個性づくりにも、大いに力を発揮してください。
さて個性づくりということで思い返せば3年前、松戸国際高校で校長を務めていた頃のこと。バスケットボールやバレーボール、テニス、野球などの運動部だけでなく、文化部も含めて、ほとんど生徒の顔と名前を把握していました。とくに3年生など、ふだん教室の中でどのようなキャラクターで、どんな存在感を発揮しているのか、といったことを認識している生徒も少なくなかったので、応援する味わいは特別だったのです。教室でおとなしい生徒が、部活動の場面では別の顔を見せたり、逆に”さもありなん”と納得したり。まだまだ開星応援団としては駆け出しですが、応援を楽しむためにも、生徒のことを知っていきたいと思います。ただ、その際にどうしても障害となるのがコロナ感染対策のマスク。柔道部のように、背中に名前が大書きされていればまだしも、目と表情、立ち姿で人を判別するというのは至難です。応援を何倍も楽しむためにも、早く今の異常事態が解消してほしいと願います。