KAISEIブログ
昨日お伝えした「起業家スクール」の取り組みについて追記いたします。ご案内したように、さっそく山陰中央新報の朝刊で取り上げられました。「生徒が考案 消しカス入れ」との表題で、3人が所属する架空の会社「がんばルンバ」が、どのような経緯で今回の商品開発に至ったのか。その経緯を、詳しく記事に書かれています。「新型コロナウイルスにより、教室からごみ箱が消えてから、消しゴムのカスが目立つよういなった」という、開発のきっかけは素晴らしい着眼点ですね。先般、高3生向けの講話で「人が不愉快に感じることを解消するのが、仕事の一つの側面」という話をしたのですが、まさにその実例のような誕生秘話です。1個600円で20個の予約販売という生産販売計画、さて目論見通り売れるでしょうか?
ところで新聞記事に「内村和弘技術専門員に助言をもらいながら」といった記述がありましたが、当初のアイデアからずいぶん洗練された商品企画に変化していました。やはり、モノづくりのプロの意見というのは貴重ですね。CADソフトや3Dプリンターの使い方も丁寧に指導を受け、また違った製品づくりなどにもチャレンジしたくなったのではないでしょうか。机上にごろごろ転がっている制作物を見ると、何でもできてしまいそうですね。しかも、そのプリンターが10万円もしなくなったというお話にもびっくり。改めて技術の進歩には驚きました。さあ、がんばルンバの仕事もあと一息、最後までチームワークで乗り切ってください!