KAISEIブログ

 : 卒業式の余韻【水野副校長ブログ】
 投稿日時: 2021/03/03


卒業式後は最後のホームルーム。、各担任が一人ひとりに、卒業証書を手渡す儀式が行われました。狭狭いのは心苦しかったのですが、保護者の皆さまも教室の周囲で、その様子を見守られます。中高一貫クラスの担任である矢頭先生は、生徒への思いを、一編の詩に綴りました。「大きな希望が 湧き 健やかな心で 嶺に輝く星を目指し 大事を成す 晃りに満ちた 麗しい人生を」とは、卒業生一人ひとりの名前が織り込まれているのです。矢頭先生の真心が、ひしひしと伝わってきました。


素敵な和服に身を包んだ矢頭先生の隣で、栗山先生と錦織先生が手にしているのは、「耐」という漢字が書かれた1枚のカード。書道が達者な栗山先生に、錦織先生が頼んで書いてもらったのだと言います。実は錦織先生、クラスの生徒一人ひとりにふさわしい漢字を考え、32文字を栗山先生に依頼しました。


栗山先生は、すべての作品を残してくれていたので、こちらに転載します。さて、受け取った生徒は、どのような思いで自分のカードを見つめているでしょうか。開星高校の卒業式に立ち会うのは、私にとっては初めての経験。とくに式の後の余韻に、開星ならではの独自性を随所に感じました。校舎内に鳴り響く ”ゴーン〜♬” ”ゴン、ゴン” の余韻は、開星の他ではなかなか聞かれないでしょうね。また、鐘をつきたくなったら、いつでも戻ってきてください。