KAISEIブログ

 : 卒業式の余韻〜テニス部編【水野副校長ブログ】
 投稿日時: 2021/03/06


先日の卒業式、野球部の色紙贈呈式の後に校舎へ戻ると、浜屋教頭に出くわしました。「これからテニス部の卒部式です」と、声をかけられたので、カメラマンとして参入。顧問の先生方が思い出話を重ね、記念のプレゼントを渡した後、保護者の皆さんも一緒に写真をお撮りしました。そして教室を出るときに、声をかけてくださったのが女子キャプテン・横田七帆さんのお母さま。実は私が着任した直後、まだ学校の様子がわからないときに、長野先生と一緒に模擬面接をした最初の生徒が横田さんだったのです。お互いマスクをつけていて、表情もわからない中「ずいぶん目力のある生徒だな」と思い、あとで三島先生に聞いたところ「島根県で1度も負けたことがないんですよ!」と聞かされてびっくりしました。まだ生徒との思い出が少ない私にとって、数少ない、しかも大きなインパクトのある出来事でした。お母さまにその話をさせいただくことができて、よかったです。すでに進学先の早稲田大学からは「早く練習に参加するように」と言われているとのこと。新しいステージでの、さらなる活躍を祈っています。


ところで大多和理事長と横田さんの話をしていて、面白いエピソードを伺いました。卒業生代表で証書を受け取ったのが横田さんだったのですが、最後に生年を読み上げた時に「2月28日だったのに、びっくりしました」とは、卒業式の日が誕生日だったのですね。「しかも証書の番号が8228番だったのです」ということで、228の数字が重なっていたというのは、なかなかある偶然ではないでしょう。壇上で瞬時に気づいた、大多和理事長もすごいと思うのですが…。私自身、9回の卒業式を経験しましたが、もちろんそうした記憶はありません。ひところ流行った「持っていますね!」といったところでしょうか。ますます大物の予感を抱いた次第です。


また男子キャプテンの大下穂高くんにも、ちょっとした思い出があります。俳画コンテストで賞を取った大下くんに、賞状を渡した時のこと。「大下くんは、何でもできるんだね」と一声かけると「はい、何でもできるんです!」と、けれんみのない答えが返ってきました。良いですね、小さくまとまらない、野生味を感じます。二人の個性派キャプテンをはじめ、テニス部員の皆さん、ますます頑張ってください!