KAISEIブログ
いよいよ本日は令和3年度の終業式。私は9月末に本校に来てから、あっという間に半年が経ったという印象です。この間、学校説明会などを通して本校の「探究型授業」についての紹介をする機会が多くありました。小学生、中学生や保護者の方々からのご関心も高く、受験の意思決定につながったというお声も少なくありません。開星の最も特徴的な活動の一つといえる探究活動。昨日は1年間の締めくくりとして、中学と高校それぞれで、発表大会が行われました。
中学校の部は、学年別に個人発表とグループ発表。1年生は探究の入り口ということで、それぞれの関心に応じたアンケートが披露されました。スマホの利用時間や家庭時間など、身近な問題から、曜日別にご飯を抜く日、シャーペンと色ペンの所有本数といったユニークな調査もあり「次は何が出てくるのか」と、聞いている者を飽きさせません。「探究の入り口」ということでは、とても意義のあるリサーチ・活動と言えるのではないでしょうか。
2年生はグループ発表ということで、スパゲティを使った橋づくりに挑戦しました。私は高校と行き来をしていたこともあり、残念ながら一部の発表しか見ていません。しかしながら創意と工夫を凝らして、強度の高い橋を作るにはどうすればいいのか。そして現実の社会の中で、どのように技術が使われているのか。文字通りの探究活動を通して、学びを深めていました。
3年生は、こちらでも何度かお伝えしてきた「起業家スクール」の発表です。この時間帯は、私はずっと高校の発表を聞いていたので、また恩田先生が撮影した動画を見たいと思っています。講師をお願いした島根県立大学の高橋先生が、この活動を絶賛されていました。ぜひ、生徒諸君も自信をもって、これからも探究活動に打ち込んでいってください。