KAISEIブログ
雨露に輝く若葉と、花々とのコントラストが美しい松江市営球場、先週の土曜日に行われた高校野球・春季大会の予選の応援に行ってまいりました。雨交じりの天候で試合が危ぶまれましが、朝7時半ごろに学校に着くと、グラウンドから金属音が響いてきます。程なく音が止んだので、予定通り10時に試合開始なのだろうと、球場に向かいました。
運よく、球場に着いた時にはほとんど雨は上がり、湿気を帯びたグラウンドは砂ぼこりもたたず、良好なコンディションだったのではないでしょうか。オフの期間とコロナ禍で思うように試合ができなかった開星ナイン、この日を待っていたかのように、グラウンドで生き生きと躍動しました。打ってはホームランなくとも大量得点。切れ目なく連打が続き、盗塁やキャプテン木原君のスクイズなど、小技も織り交ぜての攻撃は、抜かりがありません。投げては志摩くんと藤原主税くんが力のあるボールを投げ込み、堂々の完封リレー。次戦は県内トップクラスの強豪との対戦と聞いていますが、この日の勢いで中国大会まで突っ走ってください。
なおこの前日、大多和理事長とともにお客さまをお迎えし、野々村監督にご案内しました。実は西日本を代表する大手出版社の方なのですが、高校時k代に野々村監督率いる高校に敗れたという経験をお持ちなのです。しばし昔話で盛り上がりましたが、お客さまが感心されていたのは野球部の礼儀正しさ。さらに「野球部以外の生徒さんも、本当にきちっとしていますね」とのお言葉も。本校生徒の品性が評価され、嬉しく思いました。
また、試合の間じゅう、スタンドに立って試合を見つめ、チームをサポートしていた陶山先生、佃先生、錦織先生、野津コーチの姿も印象に残っています。品性とは他者を思う気持ちと考えれば、こうした支える人たちが、開星野球部を作っていると思わずにいられません。