KAISEIブログ

 : 卒業生だより〜気鋭の音楽プロデューサー【水野校長ブログ】
 投稿日時: 2021/04/18


世界を股にかけて活躍するテニス部OG・細木咲良さんが本校に来られた直後、今度はイタリアで世界的な名テノール(Ottavio Garaventa /Giuliano Ciannnella)から声楽の研鑽を積んだ、OBのアーティストがやってきました。音楽科の山下美帆先生に導かれて校長室に顔を見せたのは、岡田直樹さんです。岡田さんは 高校卒業後、東京芸術大学声楽科に進学。日本最高峰の音楽教育機関で、専門的にオペラを学ばれました。現在は作曲と指揮の分野でも活躍される岡田さん。今回の帰省は、5月に行われる「音祭〜新しい音楽の形を求めて」というコンサートに出演するためです。


岡田さんは歌手として活動する一方で、音楽イベントのプロデュース業としてもご活躍。たとえば、ホテルのパーティーなどで流行しているフラッシュモブを、日本に導入したのも岡田さんだとか。その後、JTBとのコラボで横浜の音楽祭を手掛けた後、2014年に独立。ミューザ川崎という施設では、音楽業界で最も知られたイベントの一つ「夏祭クラシックス」をプロデュースし「音楽のまち・川崎」の発展に尽力されています。音楽に対して幅広い知見と経験をお持ちの岡田さんは、開星高校のことが大好きで、3年後の100周年に向けて盛り上げていきたいと言われました。ぜひ、100周年カウントダウン企画を実現させましょう!


※山下先生によれば、岡田さんのファンは松江にもたくさんいらして、コンサートを行うといつも満員になるとのこと。5月16日(14時開演)の公演はクラシックだけでなくジャズも交えて、みんなで楽しめるプログラムだそうですから、私も楽しみにしています。