KAISEIブログ

 : 初めての安来体験に感激💛〜中学校を回って【水野校長ブログ】
 投稿日時: 2021/04/23


昨日ご紹介した「花回廊」の写真があまりに美しかったので、今日もカバーに使わせてもらいました。この写真は理科の恩田先生が撮影したもので、私が参加できない活動の時など、いつも恩田先生から借用しています。花の「美」とともに、生徒への「愛」を感じますね。昨日は、この「花回廊」がある鳥取県との県境、安来地区の中学校を陶山先生と回りました。


安来地区の中学校は、私自身は初めての訪問でしたので、とても新鮮です。海岸の原風景を残す島根半島に続き、里山の魅力を伝える風光明媚な地を回り、心が洗われるようでした。校長先生にご挨拶をしながら、各中学出身の卒業生や、4月に迎えた新入生の名簿をお見せします。直近で送り出した生徒のことはもちろん覚えられていますが、校長先生方は異動が多いので「この生徒は前任校で活躍していた子です!」と目を細められる場面も何度かありました。


また今回、訪問の中でご紹介しているのが、この4月に発足した同好会のこと。生徒たちの学校生活の充実に向けて、弓道、卓球、ボードゲーム、女子サッカー、軽音楽など、新しく活動のメニューを広げたことをお伝えしています。各高校の校長先生方からも、興味をもって受け止めていただいていますが、とくにボードゲームに熱い視線を注がれたのが、伯太中学校の田中校長先生と神谷先生。「これはご存知ですか?」と、逆提案をいただいたのが「FORTY ONE GAME」です。2200円という正札が貼ってありましたので、さっそく顧問の田中先生に導入の検討をしてもらいましょう。


昨日の陶山先生とのお弁当スポットは、伯太町近くの風車小屋。ベンチとトイレ以外には何もない、正体不明の小屋でしたが、田中校長先生から詳しい解説を聞いてびっくり。その周辺がチューリップ畑になっていて、つい先日まで花々に包まれていたというのです。「ぜひ、花の時期にいらしてください」とは、この写真を見る限り、来るしかありませんね。


中学校の中には、延期されていた修学旅行をつい先日、県西部の旅行に切り替えた学校などもありました。しかし、これから計画している学校もあり、ここ2日間のコロナ感染者数の増加には、眉を曇らせられます。「ひとたび学校に入ってくると、広がりが早いですから」とは、まったく私たちの心配していることそのもの。みんなで注意しながら、感染の収まりとワクチンの普及を待つしかないのでしょうか。やはり花の季節を終えた、伯太川の桜を見ながら、桜に染まった土手の風景を思い描きました。