KAISEIブログ
本校では毎朝、校舎内に設(しつら)えてある天籟(てんらい)の鐘の音とともに、1日が始まります。ゴ〜ンという鐘の音に続き、昨年度までは大多和理事長の講話。今年度からは、私が月曜日、大多和理事長が火曜日、水曜日は教室、木曜日は日替わりで生徒または教員、金曜日は浜屋副校長と松浦校長が交代で、という役割分担で1分間講話をしています。今週の月曜日は、本日の開校記念日を控えて、私は次のような話をいたしま
●一昨日の朝礼より
おはようございます、校長の水野です。明後日は本校の開校記念日です。生活信条に「先人の知恵と伝統を敬い」とありますが、この機会に開星の先輩が築いた伝統を意識してみてはいかがでしょうか。では開星の伝統とは何か。一昨日、柔道の大会会場で監督の下田先生から「あと9勝で創部以来、県で100勝です。1年に4回の大会があるので、再来年に達成したいです」と言われ一歩近づきました。一方で「全然勝てない時期があって、苦しい思いをしました」と、苦笑いをされましたが、開星の柔道部でも悔しさに涙する時期があったというのは驚きでした。そこから苦しい努力の日々を重ね、再び最強軍団になったのですね。この負けても跳ね返す不屈の心は、受け継ぐべき開星の伝統の一つかもしれません。あなたの目の前にも「乗り越えたら良い山」というものが立ち現われるでしょう。それは部活に限らず、勉強や日常の生活の中で日々、出会うはずです。安きに流れると、その山はだんだん低くなっていくに違いありません。伝統は受け継ぐだけでなく、新たに作るものでもあります。柔道部が守り繋いできた伝統の力を、一人一人が自分の山登りにつなげましょう。新しい伝統を作るのは、あなた自身です。