KAISEIブログ
先日、探究部から立て続けに生徒の受賞報告がありました。近江神宮が主催する「時を守る標語」と「第15回 JAF みんなのエコ川柳」というコンクールで、本校の生徒が応募して入選したのです。探究部の石川先生からの報告を転載いたします。
●探究部 コンクール報告
令和3年度 近江神宮 時を守る標語 入選 52R 服部真友美 「笑い合う 今この時を 大切に」
1412点の中から、12点に選ばれました。 頑張りました! 以前、探究部で、日本一にもなったコンクールなので、また日本一を目指して頑張ります。
第15回 JAF みんなのエコ川柳
入選 31R 大月 玲 「おさがりの おさがりを着て 散歩だワン」
今回は、2万4530作品の中から、58点に選ばれました。前回の『時を守る標語』に続き、今年度2人目の入選ということで数百倍の倍率の中、よく頑張ってくれました!
服部さんは高校2年生、大月さんは中学3年生です。服部さんの「笑い合う…」という句を読み、コロナ禍で改めて笑顔を交わし合う機会が貴重になっていることを思いました。マスクを取れず、会食を控えるという生活から、早く解放されたいものです。
また大月さんをよく知る先生に「この作品は、代々のワンちゃんが引き継いでいる服について、歌ったのでしょうか?」と尋ねると「それは謎なんです。ワンちゃんのおさがりなのか、人の子のおさがりをワンちゃんがもらったのか…」ということで、改めて作品の味わい深さに感じ入りました。ちなみに私がこの作品で思い出したのが、数年前まで一緒に暮らしていた飼犬のこと。おさがりではないのですが、知人からわんこ用のレインコートをいただき、今のような梅雨時には、大いに活躍していました。目を細めているのは、雨が目に入ったのかゴキゲンなのか。この句に詠まれているように、コートを着ているときは、心なしか気持ちが弾んでいたように思います。