KAISEIブログ

 : スポーツとアートの融合〜開星高校体育祭【水野校長ブログ】
 投稿日時: 2021/08/28


昨日、松江市総合体育館で開星高校体育祭を実施いたしました。もともと中学校との合同開催の予定でしたが、感染防止のために中高の分散開催。予定していた競技数も絞り込み、一斉に昼食をとらない形式にしました。


昨年は中止されたため、私にとって開星の体育祭は初めての参加。各クラスが作成したデコレーションを見て、完成度の高さにびっくりです。コロナ禍の中、よくぞみんなで協力して描き上げたものだと、たいへん感銘を受けました。


前日のリハーサル段階から、体育委員や部活動部員の協力もあって準備は万全。競技に出場する生徒も観客席の生徒も、ルールをしっかり守り、秩序ある運営がされていたのではないでしょうか。競技中や応援合戦のダンスの時など、マスクをつけながらも奮闘する生徒の姿を見ていて、胸がじ〜んと熱くなりました。


競技は体育科の先生方が何度も何度も見直しを図り、最終的に落ち着いた6つの種目を実施。第一競技のクラス対抗リレーで気持ちを高ぶらせ、その後の障害物リレー、8の字縄跳び、雑巾がけリレー、玉入れ、最終種目の色別対抗リレーと続き、3年生の応援合戦で締めくくりです。その中で応援合戦については、3学年主任の山下先生が「下級生への引継ぎのためにも、全員観戦をさせてあげたい」と考えていた種目。デコレーションともども、アートで花を添えたエンディングは、開星の体育祭を初めて体験する1・2年生にも、強く印象付けられたのではないでしょうか。


さまざまな制約がある中、みんなで協力して乗り越えたこの時間のことは、特別な思い出になったことでしょう。明日は文化祭を実施いたしますが、引き続き全員の協力で感染対策をしながら、かけがえのない時間を作り上げてください。また学校内では、中学生がオンライン観戦をしていた時間があったそうで、松浦教頭がその様子を記録してくれました。「素敵な演技に温かい拍手が送られていました」とのことですので、ここにお伝えしたします。