KAISEIブログ
先日、恩田先生から中学校の新人戦結果報告と、高校陸上部の結果報告が送られてきました。このところ、高校の記事が少なかったので、まずは高校陸上部の結果をご紹介します。石倉先生に祝福の言葉と共に、写真を送っていただくよう依頼したところ、直ちに返事がきました。「ありがとうございます。1年生は1年間この大会を目標にやってきましたので、まずまずの結果が出て良かったと思います」。これを読むと、石倉先生はまだまだ手綱を緩めていませんね。ただ、私が素晴らしいと思ったのは競技結果だけではありません。下記の報告にあるように、部員たちの振る舞いが周囲の方々から評価を得たということ。こうした部は、必ず強くなるに違いない、胸を熱くしながらそう感じました。100mではインターハイに出場した1年生の藤原くんを、こんどは同級生の岩崎くんが上回るという、校内の激しいデッドヒート。開星黄金時代の到来を予感させますね。
●石倉先生の大会結果報告
陸上競技部【中国新人陸上競技大会結果報告】
10月9日(土)、10日(日)に松江市で行われた中国新人陸上競技大会の結果報告です。
男子4×100mR 2位(岩、藤原、永田、須田)
100m 3位 岩
6位 藤原
200m 2位 藤原
男子 総合 8位(23点)
◆準備と自立とチーム力
男子4×100mリレーは予選で3走を走った小村(43R)がレース中に肉離れを起こし、決勝は急きょ控えの永田にメンバー変更をして臨みました。永田はその日の朝は次の日の4×400mリレーのための練習をして補助員をしていましたが、急きょ走ることになりました。
また私自身も地元開催という事もあり大会当日も生徒の練習を細かく見てやることは出来ませんでした(他県である時には引率のみなので、しっかりコーチングできます)そのことは大会前から分かっていたので選手にはそのことを伝え、9月の県新人戦後からの試験期間を挟みながらの3週間、バトンパスも選手たちで考えてコミュニケーションを取りながら精度を高めてきました。指導者に頼らずいかに自立して結果を出すための準備ができるかがこの大会のテーマでした。途中チームの輪を乱すような行いをする者も出てしまいましたが、叱咤激励をして軌道修正しながら自立を促してきました。
アクシデントが起こった後、予選から決勝までの間の過ごし方や練習の仕方も、私は特別細かい指示をしていませんでした(期待せずに見とくから、あとはお前たちで話し合って準備しとけよ、くらいしか言っていませんでした)が、限られた時間の中、自分たちでバトンパスの修正をしてお互いにカバーし合いながら見事中国2位入賞を達成しました。
他県のチームは2年生主体のチームが多い中で、1年生のみのチームでこのアクシデントを乗り切って2位入賞を果たしたことは、立派だと思います。この経験を活かして、来年は全国で活躍できるレベルを目指してほしいものです。
また地元開催という事で選手でない生徒も、補助員としてよく働いてくれました。他校の先生方から「開星の生徒はよく働くね」とお褒めの言葉も頂きましたので、補助員として大会運営を支えてくれた生徒たちにも感謝したいと思います。
応援して頂いた方々ありがとうございました。