昨日お伝えした、大学生中心の教育支援団体・トモノカイ。本校の中学生と高校生に、大きな刺激を与えてくれました。私は午後の中３生と高校１年生の部には参加できなかったので、広報の田中先生が撮影してくれた動画を見たのですが、最後まで活発なやり取りが交わされたようですね。

東京大学教育学部Ｓさんのテンポ良い司会で始まった会の冒頭、関西学院大学理工学部で学ぶ”リケジョ”のＹさんによるクイズで、いきなり盛り上がります。「化学科で学ぶ私が、実際に授業で作ったものは何でしょうか？」という質問に、どのグループからも正解が出ませんでした。選択肢は次の４つです。さて、分かりますか？　正解は最後に記しておきます。

➀ドライアイス作り　➁化粧水作り　

➂頭痛薬作り　　　　➃カフェイン作り

それにしても、島根にいながらこうして東京や大阪の大学生と、じかに触れられるのは素晴らしいことですね。愛知県の豊橋市という地方都市に住んでいた私が、高校時代に知り合った大学生と言えば、地元愛知県の大学に通っていた友人のお兄さんだけ。東京の大学生と初めて話をしたのは、自分が受験の時でした（試験の帰りに、合格電報を頼んだのです）。今の時代、オンラインでさまざまな情報が入手できるので、大学生の話というだけでは珍しくはありません。しかし、こうして直接、大学の学びや学生生活の話を聞くのは、全く違うリアリティーがあることでしょう。

学年主任の大田先生に聞くと「ぼくも○○大学の受験を考えてもいいのでしょうか？」「私は○○大学の○○学部を受験したいと思います！」といった声があがったそうです。そうした新しい目標が生まれたというだけでも、この時間は貴重な機会になったことでしょう。ぜひ、これからさらに意志を固めて、学校生活の充実につなげていってください。

※クイズの正解は➂の頭痛薬作りでした。実際に効いたのかどうかまではコメントがなかったですが、どうだったのでしょうか？　ちょっと気になりますね。