KAISEIブログ
昨日、朝礼の放送で2人の留学生からの挨拶と、永澤生徒会長からのメッセージが流れました。最初に話したのはスリランカから来たディノくん。上達した日本語で母国の家族や日本語の先生へ、そして日本のホストファミリーの方々への感謝の気持ちを最初に伝えました。続いて学校生活がいかに楽しく思い出深かったか。自筆の原稿に書かれていたのは、次のような文言です。
「私はほとんどのじかんを 53Rのともだちとすごしました。ともだちが 私がしらなかった おおくのことを 私におしえてくれました。私にはなしかけてきょうりょくしてくれました。だから私は 53Rでっとてもたのしく べんきょうしました。そして、わたしがえた さいこうのものは しんせつな先生がたと やさしいともだちでした。先生は私がしらなかった おおくのことを しんせつでおしえてくれました。こんなにたくさん ともだちが こんなにみじかいじかんでつくれるとは 思ってもみませんでした。とてもやさしいともだちが たくさんいます」。
一言ずつ、ゆっくりと噛みしめながら口をつく言葉に、その気持ちが込められています。そしてこの5か月がいかに短かったかを強調し「みなさんが けっして私をわすれないことをねがっています」という想いに続き「私はさようならをいいます。みなさんが私のためにしてくれたすべてのことに まことにありがとうございます」と、締めくくられていました。最後まで、心の温かいディノくんの人間味が伝わってくるメッセージでした。
そしてククくんのメッセージは次の通り。やはりクラスの仲間との時間が思い出に残ったようです。「まず、学校、先生方、クラスメートに感謝し たいです。 私をここにいさせてくれたこと、 ここで勉強する機会を与えてくれたことに。 ここでの経験をどう表現したらいいのかわかりませんが、 一生大切にしたいものです。 あなた方がいなければ、このような特別なことはなかったでしょう。 皆さんの健康とご多幸をお祈りし、 寂しくなります。ありがとうございました」。2人の留学生から、こうした言葉を導いた本校生徒のおもてなしの心も、とても素敵ですね。永澤生徒会長からのメッセージは明日、お伝えします。