１００周年カウントダウン企画の第２弾として「卒業生座談会」を実施いたしました。お招きしたのは就実大学教育学部 教育心理学科助教の林秀樹さんと、島根県立大学人間文化学部・保育学科をこの３月に卒業し、安来市の育児施設（保育所・幼稚園・認定こども園）で社会人としてスタートする岩田桃可さんです。それぞれ現状の仕事や大学生活のこと、そして高校時代の思い出や受験勉強～進路決定に向けてのアドバイスなどを話してくださいました。２時間にわたる座談会でしたが、お２人の密度の濃いお話に、真剣に聴き入る生徒諸君の視線がとても印象に残っています。

２人に共通していたこととして、これまで進んできた自らの人生に対する達成感と自信。そして「開星の先生との出会いがなければ、今の道に進んでいなかった」という出会いへの感謝。実際に、進路に向けての取り組みや、繰り返し行われた先生方とのやり取りの思い出を聞けば、決して大げさではないのでしょうね。強い説得力がありました。昨日、校長室に掃除に来てくれている生徒に「どうだった？」と聞いたところ「めっちゃ、良かったです！　参考になりました」「やばいです。岩田さんや林さんの勉強時間に比較したら、全然足りないです」といった答が返ってきました。生徒の質問や感想などにも、お２人の話に感銘を受けた心情がしみじみ表れています。そしてお２人からも、母校の生徒と交流を持てたことを喜ぶメールも、さっそく届きました。私自身、心に残ることがたくさんありましたので、生徒の声ともども改めてこちらへ掲載いたします。