KAISEIブログ

 : 春一番の嬉しい便り~世界で活躍する開星OG
 投稿日時: 2022/04/02

新年度の始まりに、ビッグなニュースが飛び込んできました。本校テニス部のOGにして、プロテニスプレーヤーの細木咲良さんが、チュニジアで開催された国際テニス連盟の1万5千大会のシングルスで、2週連続となる3度目の優勝を果たしたのです。玄関脇に立てられた掲示板に貼られた山陰中央新報の記事が、とりわけ輝いて見えました。記事によれば「シングルスで1回戦をストレート勝ちした細木は、2回戦で身長190cmのリトアニアの選手と対戦。角度とスピードのあるサーブに苦戦して第1セットを3-6で落としたが、チャンスを確実に生かして巻き返し、第2セットを6-2、第3セッ トを7-5で奪い、競り勝った。準々決勝、準決勝はストレートで突破。決勝はドイツの選手に対して第1セットを落としながらも、精度の高いショットを武器に我慢強いプレーを展開し、第2、第3セットを連取した。 細木は『自分のやるべきプレーを貫けたのが勝因の一つだと思う』とコメントし、父親でもある細木秀樹ヘッドコーチは『2度目の優勝から自分のプレーに自信が持てている。落ち着いた試合運びができるようになった』と話した」とあります。

昨年の4月、細木選手とお父さまが本校にいらした時、顧問の三島先生と浜屋副校長とお会いしました。この時は3月に行われたエジプトでの大会で、国際大会の初優勝を遂げた直後のこと。あれから、あっという間の1年だった印象ですが、この間に細木選手はさらに実力を蓄えていたのですね。広い世界には、数えきれない強豪がいると思いますが、開星はもとより地元島根の応援を力に代えて、次なる目標を勝ち取ってください。

※今大会では、永田杏里選手(慶應義塾大学)とのコンビでダブルスにも出場し、2試合を勝ち上がったあと、準決勝で第4シードのルー・ジンジン/ワン・メイリン(ともに中国)に7-6(2) 6-7(6) [5-10]で惜敗したという結果も伝わってきました。