KAISEIブログ
昨日、柔道の中国大会予選の個人戦を観戦し、午後は野球の県大会準々決勝の応援に行きました。柔道は、前半しか見ていないので、改めて結果を確認したうえでお伝えいたします。武道館を後にして、松江市民球場に着いた時は5回裏・開星の守備で、1ー3でビハインドのスコア。すでに球場で応援していたサービスセンター長の松本さんから、マウンドに立っていた百合澤くんが、三番手の投手だと聞きました。スコアボードを見ると、3回に2点、4回に1点の失点でしたので、序盤で苦しんだのですね。しかし7回の表に、山西、百合澤、杉本くんの見事な三連打で、1点を返して終盤の攻撃に望みをつなぎます。その裏、ホームランで1点を失い、再び2点差と、苦戦を強いられました。
ところが8回、再び開星が攻勢に出ます。主砲の3番・前井出くんの二塁打に続き、井上、小田原くんの連打。山西くんがバントで送ったところ、百合澤くんの痛烈な逆転二塁打が飛び出しました。ここでスコアは5-4。さらに9回には肥田、前井出くんの連打でチャンスを作りましたが、追加点は奪えませんでした。あと1回、何とか守ってベスト4と期待したのですが、簡単にはいかないところが、野球というゲームの難しさ。9回裏に追いつかれ、さらに10回裏にサヨナラ安打を喫して、準決勝進出はなりませんでした。勝利こそ逃しましたが、暑い中で力投を続けた百合澤くん。そして、畳みかける攻撃で一気に逆転劇を演じた打線など、次への成果はたくさん得られたのではないでしょうか。夏に向けて、さらに強力チームとして成長していくことでしょう。
スタンドには、球場に忘れ物を取りに来た卒業生の姿もありました。吹奏楽部の副部長だった吉野くんです。コロナのおかげで、野球応援で演奏したのは1年生の時が最後でした。昨日は、仲間とスタンドで演奏している姿を思い浮かべていたでしょうか。この春、島根大学生物資源学部に進学し、馬術部に入部したとのこと。先週にはオリエンテーションも終わり、対面授業が始まったそうで、大学生活へのわくわく感が伝わってきました。また、近況を伝えに学校にも来てください。