昨日、開校記念式を行いました。今年で創立９８周年を迎えた本校ですが、コロナ禍でもあり一堂に会することは控え、理事長講話に続き２０年勤続の津森先生と山下先生からの思い出話。「学校へ勤務した年に、アメリカ同時多発テロが発生した」といった出来事の振り返りに、改めて歴史を感じます。生徒はまだ、誕生してなかったですし、それ以前に８０年の年月が積み重ねられているわけですから。

その年、甲子園に出場した本校が、横浜高校と対戦して先取点をとったという場面を、今でも鮮明に覚えているという津森先生の話は、野球部員にとって心に響いたでしょうね。今年、野球部に限らず後世に語り継がれる場面を、在校生がぜひ演出してください。

２０年間にわたり、本校の発展に力を尽くしてこられた津森先生、山下先生。そして１０年間の長野先生に感謝状が贈呈されました。おめでとうございます。これからの生徒の成長と学校の発展のために、よろしくお願いいたします。

そして大多和智美さんが昨年「卒業生から寄贈されました」と、開校当初のミシンを玄関に設置されています。大多和理事長からの講話に、昭和恐慌の影響で卒業生が１人だった年もあったと紹介されましたが、当時のものでしょうか。数々の苦難を乗り越えての今であることを再確認し、今後の新しい歴史づくりに向けて、皆で力を尽くしたいと思います。