KAISEIブログ
先日の探究授業で、本校の卒業生が生徒に講義をしてくださいました。指導に当たられたのは、出雲医療看護専門学校・理学療法士学科の太田珠代先生。太田先生は20年ほど前に本校卒業後、、島根リハビリテーション学院に進学しました。理学療法士として社会人生活をスタートし、医療現場で仕事をした後、現在は教育現場で専門学校生の指導に当たっています。教育分野に移って10年ほどになるそうですが、現場での仕事のやりがいも忘れられないとも。医療現場は日進月歩で変化していると言われますが、教育で積んだキャリアを、現場に行かせる面もあるのでしょう。昨日、一昨日とキャリア形成について書いてきましたが、資格があればこそのキャリアアップを実感いたします。
太田先生が所属する出雲医療看護専門学校には、毎年たくさんの開星生が進学をします。「看護科も含めて、多い年には5人以上はいるので、10年間で50人ほどではないでしょうか?」とのこと。こうしたOGが開星と深い縁でつながっているのは、とても心強いですね。「開星校生らしさとか、特徴はありますか?」と尋ねると、即座に帰ってきたのが「負荷をかけた時の対応力が強いことです」という答え。言い換えれば学習意欲が高く、必死に努力をするということですから、こうした伝統を引き継いでいけると良いですね。同校はどの分野も国家試験の合格率が全国平均以上に高いというので、確かな目標をもって進学する人が多いのでしょう。高齢化社会に向けて、ますます人材が求められる分野ですから、進路の一つとしてぜひ研究をしてみてください。なおこの後で、大田先生から「今度は9月・12月にお邪魔いたします。その際には、高校生の皆さんが少しでも進路選択等に役立ててもらえる内容にしたいと考えております」というメールが来ました。今回、私は親和女子大学の心理学講座に参加しましたが、次回は大田先生の授業を楽しみにしています。