KAISEIブログ

 : ありがとう~開星高校野球部
 投稿日時: 2022/07/26

今日の準決勝に臨んだ開星高校野球部。スタンドを埋めた応援団、そして卒業生や関係者の力強い後押しを受けましたが、惜しくも敗れました。今大会を振り返り、皆さんに「ありがとう」という感謝の言葉が浮かぶだけです。

野球部員はもちろん、毎試合、選手たちの活躍を支えたチアリーディング部と吹奏楽部の生徒たち。私はオンラインとテレビでの応援でしたが、2日間は雨でずぶぬれになったと聞きました。一方、今日のように晴れた日は、マスクをつけてのチアや、灼熱の楽器を抱えながらの演奏です。どんなに厳しいコンディションでも力を振り絞り、仲間を応援する熱い気持ちが、画面を通して伝わってきました。

試合が終わった後、先生方や知人から、メールをいただきました。中には千葉県の前職場や、神奈川県に住む高校時代の同級生から届いたものもあります。その中の1本、恩田先生からのメールには、心に残る写真が送られてきましたので、こちらに掲載させていただきます。

それにしても、今日の試合は戦いの緊張を極限まで感じる一戦でした。勝負の綾というのでしょうか、結果はどちらにころんでも不思議ではなかったと思います。それゆえ、当事者としてこのような経験を積んだ人たちは、精神的に大きく成長する機会になったことでしょう。

 

得難い経験を共にした1・2年生の野球部員は、今日の口惜しさを秋以降の大会にぶつけるに違いありません。一方、高校時代に雪辱の機会がない3年生は、この経験をどのように将来につなげていくのか。新しい目標に向けて、真価が問われる時間が始まります。

コロナの影響で、大会直前に部員がそろったというハンデを乗り越え、ベスト4まで勝ち上がったことを、ぜひ自信と誇りにつなげてほしい。そして、それぞれの道で再び大きな期待を受ける場面を迎える時、新しい仲間と達成感を味わってほしいと願うばかりです。

最後の最後まで部員たちを支え、支援されてきた野々村監督、大谷部長はじめ、先生方や外部コーチの皆さまに、心から感謝いたします。保護者の皆さまにおかれましては、今後とも開星高校野球部をよろしくお願い申し上げます。